#05コロナ禍でのカテーテル治療を支えたい
―東南アジアの専門医向けウェビナー開催

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴い、世界中の医療機関では、他の患者さんに感染が及ぶことを防ぐため、緊急症例以外の予定手術がキャンセルや延期となっています。また、それらの治療を行う医療従事者自身が感染してしまうケースもありました。一人でも多くの患者さんを救うための治療の継続と、医療スタッフの安全確保、その両立は世界中の医療現場で大きな課題となっていました。

テルモのグループ会社である、テルモアジアホールディングス社(以下、TAP)では、心臓カテーテル治療を行う医療従事者に向けて新たな取り組みを行いました。TAPが管轄するのは、韓国、オーストラリアに加えて、タイやベトナムなどの東南アジア諸国といった多様な国々です。感染の広がり方や医療現場の状況は国や地域によって異なり、一方でどの国でも先行きを見通しきれないことから、カテーテル室で働く医療従事者の間では、どのようにこのウイルスと向き合いながらカテーテル室の運営をしていくべきか、近隣の国々の情報をぜひ参考にしたいというニーズが高まっていました。

そこでTAPはこのニーズに応える企画の一つとして、2020年5月、東南アジアの医師や医療従事者を対象に、オンライン上で活発に情報・意見交換できるウェビナーを開催しました。10カ国からカテーテル治療の中核を担う医師を発表者として迎え、東南アジア中から医師をはじめとする医療従事者 合計600名以上もの聴講者が参加しました。COVID-19患者を最前線で受け入れる立場の病院のあるべき運営とは、コロナ禍におけるカテーテル室勤務の医療従事者のストレスをどうコントロールするか、などのテーマで活発な議論が行われました。また、すでに感染拡大を経験していた中国の医師も加わり、最も厳しかった時期にどのような判断のもと医療の継続とスタッフのケアを両立してきたか、また当時の反省点など、リアルな経験談も共有されました。

医療現場やビジネス環境にも、ポストコロナを見据え、ニューノーマルを意識した動きが着々と広がっています。テルモもこれまでの慣例的な活動に留まることなく、新しい手法も積極的に取り入れながら、お客様が抱える課題解決により効果的に貢献できるようチャレンジしていきます。

TAPアソシエイトの声

私たちがそれぞれ担当する国で日々接している医師や医療スタッフの方々が、国境を越えてオンライン上で一堂に会し、活発に議論されている様子を見ていると、このような機会を私たちが率先して提供していくというのは、世界中に拠点を持ち、カテーテル治療の最前線で活躍している数多くの医療従事者とのつながりを持つテルモだからこそできる「ネットワーキング」という貢献の形の一つだと感じました。

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