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心臓外科手術中に停止させた心臓や肺に代わって、血液を体外で循環させる人工心肺装置、血液のガス交換を担う人工肺、緊急症例の患者さんの心肺機能を補助する体外式膜型人工肺(ECMO)、心臓を停止させずに行う外科手術の進行をサポートする医療機器などを開発・販売しています。
また、重症心不全患者さんの新たな治療の選択肢として期待される、世界初の再生医療等製品を展開するハートシート事業とも連携し、イノベーティブな技術で心臓病患者さんのQOL 向上に貢献しています。

カーディオバスキュラー事業(Terumo Cardiovascular)

(注)これらの製品の薬事承認および販売状況は、国や地域により異なります。

人工心肺システム

心臓を止めて行う心臓外科手術(オンポンプ手術)の際、患者さんの心臓や肺の代わりに体外循環を行うデバイスを展開しています。血液を体外へ導き出し、人工肺で酸素などのガス交換を行い、再びポンプで血液を体に戻し、手術中の患者さんの生命維持を行います。

  • 人工心肺システム

経皮的心肺補助システム(PCPS)/体外式膜型人工肺(ECMO)

急性心筋梗塞等による心原性ショックや心停止などの緊急症例に対する治療で、太腿の血管から直接カテーテルを挿入して血液を体外へ引き出し、遠心ポンプと膜型人工肺を用いた閉鎖回路からなる人工心肺装置により、患者さんの心臓と肺の代わりの役割を果たします。

  • 経皮的心肺補助システム(PCPS)/体外式膜型人工肺(ECMO)

映像「体外式膜型人工肺(ECMO)について」

オフポンプ冠動脈バイパス術システム

狭心症に対する心臓外科手術では血流の悪くなった冠動脈に対し新たな血液の流路(バイパス)が作られます。心臓を止めずに行われるオフポンプ冠動脈バイパス術に用いられ、心臓外科医の手術進行をサポートします。

  • オフポンプ冠動脈バイパス術システム

ハートシート事業

再生医療等製品

重症心不全の患者さんの大腿部から筋肉組織を採取、組織内に含まれる骨格筋芽細胞を培養してシート状にし、心臓表面に移植して使用します。薬物や外科手術による回復が難しい症例への新たな治療の選択肢として期待されています。

  • 再生医療等製品