
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:鮫島 光)は、全社で目指す新たな働きかたの推進とグローバル本社機能の強化を目的として、本年7月22日に東京オフィスを「東京オペラシティタワー」から「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」に移転します。
テルモグループは、「働きやすさと働きがいが両立する会社」、「真のグローバルカンパニー」、「コラボレーションやイノベーションにあふれる会社」の実現を目指し、新たな働きかたの導入を推進しています。新オフィスは、アソシエイト*一人ひとりが自律的に働き、自らの強みをいかしながら挑戦し成長できる環境を整備することで、テルモが目指す働きかたの実践を、働く場の側面から支援します。
具体的には、Activity Based Workingの考え方を取り入れてフロア内を複数のゾーンに分け、部門、チーム、個人が業務や活動内容に応じて最も適したゾーンを自律的に選んで働ける環境を整備しました。イノベーションの創出に欠かせない、部門を超えた多様なアソシエイト同士の対話や協働を促進するため、インフォーマルな交流が可能なカフェスペースや、ブレインストーミングやアイデア創出に適したエリアを複数配置しています。また、個人で集中して業務に取り組むための専用エリアも新設し、さまざまな働きかたに対応しました。これらの取り組みにより、アソシエイトのエンゲージメントやモチベーションを⾼め、ウェルビーイングと⽣産性の向上を図ります。
また新オフィスでは、グローバル本社機能に求められる高度な事業継続性とセキュリティの観点から、インフラ環境にも配慮しています。大地震の発生時にも事業継続が可能な高い耐震性能を有するほか、停電時に一時的な電力供給を可能とする発電施設など、有事の際にも事業を止めないための機能が整っています。
テルモは、「デバイスからソリューションへ」というビジョンを掲げ、医療課題への革新的かつ包括的なソリューションの提供に注力しています。今回の東京オフィス移転は、「働きかた」と「働く場」の変革を通じて、このビジョンの実現を後押しするものです。テルモは今後も、人財の可能性を最大限に引き出す多様な施策を通じて、テルモグループとアソシエイトのさらなる成長を目指してまいります。
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。