テルモ、腸骨動脈用ステント「Misago」を日本で発売

2019年7月10日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、末梢動脈疾患(PAD)を治療する腸骨動脈用ステント「Misago」を、7月中旬から全国の医療機関に向けて販売いたします。

 Misagoは、脚の動脈が狭くなっている病変部に対して、血管内からカテーテルを操作してステントを広げ、血流を改善するために使用されます。ステントは形状記憶合金でできており、⼿元操作でステントを覆うさやが引き戻されると、⾎管内でステントが⾃⼰拡張します。広げた血管の内腔を保ちながら、脚の動作による血管のねじれや曲がりに追従し、壊れにくいようなステントデザインが特徴です。

 従来Misagoは、浅大腿動脈(太ももの動脈)のみが適用範囲でしたが、今回新たに腸骨動脈(骨盤周辺の動脈)でも使用可能な製品としました。また、操作性の向上と正確な留置を目指して、カテーテル先端部に滑りをよくする親水性コーティングを新たに施しています。今後は、脚の付け根からカテーテルを挿入する現行仕様に加えて、手首からカテーテルを挿入する治療法に適した仕様の製品ラインアップも拡充してまいります。

 ステント留置が標準的な治療法である腸骨動脈用として展開し、国内市場シェア25%を目指します。

R2P_Misago_06.jpg

末梢動脈疾患(PAD)とは

 脚の動脈内にコレステロールなどがたまり、血流が悪くなる疾患です。脚にしびれや痛みが生じるほか、悪化すると足先から壊疽してしまい、脚の切断を余儀なくされることもあります。近年、高齢化に伴い患者数は年々増加しており、薬物療法や外科手術に加え、血管内から治療する方法も注目されています。血管内治療では、バルーンカテーテルやステントを挿入して血流を改善します。

製品概要

一般的名称     :腸骨動脈用ステント

販売名       :ミサゴ2

医療機器承認番号  :23000BZX00110

希望小売価格    :179,000円(税別)

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。

印刷
T
O
P