テルモの脳動脈瘤治療用ステント「FRED」、米国で販売承認取得

2020年1月22日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、このたび、脳動脈瘤治療に用いる血流改変ステント「FRED」が米国で販売承認を取得したことをお知らせいたします。

 脳動脈瘤とは、脳血管壁の一部がコブ状に膨らんだもので、瘤が破裂すると脳卒中の一種であるくも膜下出血を起こします。瘤への血流を遮断することで脳動脈瘤を治療しますが、その方法には大きく分けて、開頭手術と血管内治療の2種類があります。血管内治療は、脚の付け根などの血管から挿入したカテーテルを通して行われ、柔らかい金属でできたコイルを瘤の中に詰めるコイル塞栓術が主流です。

 血流改変ステントは、血管内治療で使用される細かい網目の金属の筒状デバイスです。瘤の入り口を覆うように血管内に留置することで、瘤への血流を遮断します。コイルでは治療が難しい、瘤の入り口が広いワイドネック型や、血管全体が膨らんだ紡錘状の脳動脈瘤の治療に使用されます。

 FREDはニッケルチタン製で、病変部までステントを運ぶ操作性と、血管壁への圧着性の両立を目指した独自の編み込み構造になっています。欧州では2013年に発売されており、世界で20,000例の使用実績があります。

 FREDを開発したテルモ米国子会社マイクロベンション社(カリフォルニア州)は、2018年5月にコイルアシストステント「LVIS」、201812月に袋状塞栓デバイス「WEB」と脳動脈瘤治療に関連する機器の米国販売承認を続けて取得しました。これからも医療現場のニーズを的確に捉え、価値ある製品やサービスを最適なタイミングで届けてまいります。

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    血流改変ステント「FRED」

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    「FRED」留置イメージ

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。

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