テルモ、日本初スプレー式癒着防止材「アドスプレー」の小容量品を発売 多様化するニーズに合わせ、幅広い手術に対応

2019年9月30日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、10月1日からスプレー式癒着防止材「アドスプレー」の小容量品を発売します。アドスプレーは、「術後癒着」という合併症のリスクを低減する日本初のスプレー式癒着防止材として2017年に発売されました。このたび小容量品を追加し、多様な症例に対応できる品ぞろえにしました。症例によっては、癒着防止材を使用する場所や範囲が異なるため、必要な噴霧容量が比較的少ない症例などで使用が期待されます。日本で唯一のスプレー式という特徴を生かし、将来的に市場シェア30%を目指します。

 身体は傷を受けると損傷部位を治癒する働きを備えています。手術によって生体組織が損傷した場合も修復が進んでいきますが、その過程で本来離れている臓器同士がくっつく「術後癒着」という現象が起こることがあります。癒着部位によっては、骨盤痛や腸閉塞、不妊症などを引き起こすこともあり、臨床現場では術後癒着の防止が大きな課題とされています。術後癒着を防ぐ手段の一つとして、臓器の間に物理的なバリア(隔壁)を形成する「癒着防止材」という医療機器が使われており、現在世界的にはシートタイプの癒着防止材が普及しています。

 アドスプレーは適用部位に噴霧すると、溶液がゲル化し、臓器の表面に物理的なバリアを形成するスプレー式の癒着防止材です。スプレー方式を採用することで、開腹手術や腹腔鏡手術といった手術方法を問わずに処置部位へ簡便に到達でき、また、目的とする部位を適切に覆うことができます。

 腹腔鏡手術などの発展により、多様化するニーズに適した製品が求められています。テルモはこれからも、医療技術の進化に合わせた製品を提供してまいります。

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    癒着防止材「アドスプレー」

製品概要

一般的名称    :癒着防止吸収性バリア

販売名      :アドスプレー

医療機器承認番号 :22800BZX00234

希望小売価格   :39,204円(10月発売の小容量品※1

          68,244円(従来のレギュラー容量品※2

  • ※1:従来品の粉末溶液量9.4mLに対して、小容量品は5.4mL

  • ※2:材料価格基準改定を受けた10月以降の価格

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