
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
来春に「障害者雇用の促進等に関する法律」に基づく特例子会社の認定を目指す
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:鮫島 光)は、障がい者雇用促進の取り組みとして、11月26日付けで新会社「テルモパートナーズ株式会社」を設立しました。新会社では、障がいのあるアソシエイト*1の働きやすさに配慮した制度や就業規則を設けるなど、一人ひとりが自分らしく活躍できる職場の実現に取り組みます。
なお、テルモパートナーズは今後、「障害者雇用の促進等に関する法律」に基づく特例子会社*2の認定を申請する予定であり、2025年4月の認定を目指します。
テルモは、多様なアソシエイトが個々の違いを尊重し、互いに敬意を持ち、一人ひとりが本来の力を発揮し合えることが会社の持続的な成長に欠かせないという考えから、DE&I(Diversity, Equity, and Inclusion:多様性、公平性、包摂性)の推進に取り組んでいます。その一環として障がい者雇用にも積極的に取り組んでおり、国内のテルモグループの様々な職場で障がいのあるアソシエイトが勤務しています。
テルモパートナーズは、グループにおける障がい者雇用を推進し、障がいのある方々にさらなる就労機会を創出することを目的として設立しました。新会社のアソシエイトは、グループ内の事務作業や、担い手がいなくなった農地での農作業などの業務に従事します。短時間・短日数勤務制度や、各々の働き方に合わせたフレキシブルな休暇制度など、独自の制度や就業規則を設けることで、アソシエイトの働きやすさに配慮し長期の就労・活躍を後押しします。設立時のアソシエイト数は約15名であり、今後2年以内に約30名まで拡大します。
テルモでは、グループ各社での障がい者雇用の取り組みを継続するとともに、新会社における雇用拡大もあわせることで、中・長期的にグループ全体で法定雇用率を上回る障がい者雇用を継続していく予定です。テルモは今後も、多様な人財がいきいきと働きやすい環境を整備することで、新たなアイディアの創出を促進し、医療に革新的なイノベーションを提供してまいります。
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。