News release
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、デクスコム社(Dexcom, Inc. 本社:米国カリフォルニア州)と、同社の持続血糖測定器(Continuous Glucose Monitoring、以下CGM)に関する日本国内の販売代理店契約を、2024年3月末で終了することを合意しました。
販売代理店契約の終了に伴い、テルモはデクスコム社のCGMの販売およびサポートを収束し、日本におけるこれらの業務はデクスコム社が継続します。テルモとデクスコム社は今後業務移管を進め、2024年3月末までの移行期間中も、これまで同様のサービス・サポートを患者さんと医療従事者に提供してまいります。
デクスコム社は、米国を除く主要マーケットの一部で代理店を介した間接販売から自社による直接販売へと体制をシフトしています。こうした状況を踏まえ両社で協議した結果、日本における販売代理店契約の終了という判断にいたりました。
テルモは1982年の針植え込み式インスリン用シリンジの発売以降、40年以上にわたり糖尿病を持つ方のQOL向上を支える製品開発に取り組み、世界最短・最細*のインスリン投与用注射針「ナノパス」や、パッチ式インスリンポンプ「メディセーフウィズ」などを提供してきました。
テルモは今後も糖尿病領域を注力分野の一つとして位置付け、血糖自己測定器、インスリン投与用注射針、インスリンポンプなどの製品提供に加え、インスリン自動投与制御システム(Automated Insulin Delivery System)の開発なども継続することで、糖尿病を持つ方の更なるQOL向上に貢献してまいります。
テルモ概要
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。