
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、12月5日、急性期脳梗塞の治療に使用する脳血栓吸引カテーテル「SOFIAFLOW Plus」の製造販売承認を取得しました。今後、保険収載を経て、2019年度上期の発売を予定しています。
脳梗塞は、脳の血管に血栓が詰まることで、その先の脳組織がダメージを受けてしまう病気です。血栓吸引カテーテルは、カテーテルを脚の付け根から脳血管内に入れて血栓を回収し、血流の再開通を図る医療機器です。本製品は、血栓回収に適した大口径仕様でありながら、蛇行の強い脳血管の中であっても迅速に患部に到達しやすいように設計されています。また、本製品は、既に欧州や米国でも「SOFIA Plus」として販売されています。
テルモは、本製品の販売を通じて、日本の脳梗塞治療に貢献してまいります。
SOFIAFLOW Plus
一般的名称:中心循環系塞栓除去用カテーテル
販売名:脳血栓吸引カテーテル
医療機器承認番号:23000BZX00367
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。