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テルモの強みである多様なコアテクノロジーとデバイス群と、その方向性「3つのD」について紹介します。
～高度な疾患治療における高付加価値な生体アクセス・デリバリー～
テルモの伝統的な強みと言える「生体アクセス・デリバリー技術（体内の適切な部位に医療機器や薬剤を届けるための技術）」。これまで30年以上にわたり医療現場からの信頼を受け続けてきたガイドワイヤー、シースやカテーテル、そして世界一細い注射針などで磨き上げてきたコア技術です。これを最大限活用して、高度な疾患治療において、新たな高付加価値のソリューションを提供していきます。
～患者さんの長期的なQOL向上を目指す疾病アプローチ(ペイシェント・ジャーニー)～
Digital Patient Journey ＆ Care という考えのもと、病院の内外や治療の前後をデジタル技術で”つなぐ”ことから「それぞれの患者さんに最適な治療」の提供、「ご自宅でも病気を意識しない生活」の実現、そして「デジタルで効率的、そして経済的な治療」が実現できる社会を目指します。デジタル技術による統合型ソリューションの提供により、慢性疾患患者さんのQOLの向上・治療の完遂率100％を目指します。
～革新的デバイスによる薬剤治療効果の最大化～
テルモは、製薬企業とのパートナーシップを通じて、デバイスと医薬品を組み合わせたコンビネーション製品を提供することで「医薬品の治療効果」を向上したり、「患者さんの状態に合わせた投与」を実現するなど、新しい価値を創出してきました。社会的なニーズの高い、急性腎不全や心不全患者さんへの投薬マネージメントシステムや、最新の再生・細胞治療やバイオ医薬品の分野にも貢献していきます。
GS26の5年間からさらに先の未来に向けては、これまで製品を売ることに専念していたところから、医療従事者や患者さんの困りごとに対して、製品＋αでソリューションを提供することに積極的に挑みます。現在すでに、以下のようなテーマの探索が進められています。医療の変化は待ったなしといえる中、テルモは従来からの視点を少し変えて、医療現場や患者さんの声に耳を傾けながら、独自のソリューションを考え、積極的に提案していきます。
