米国で個別化医療を支えるSaaSを展開 テルモ、Health Outcomes Sciences社の全資産を買収 臨床意思決定支援ソフトウェアで、予後改善と医療コスト低減を目指す

2021年2月24日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、米国時間2月23日、米国のデジタルヘルス企業Health Outcomes Sciences社(アリゾナ州)の全資産を買収する契約を締結しました。

 同社は、臨床意思決定支援ソフトウェア「ePRISM」を開発・販売し、医療従事者が患者さん個々人に合わせた治療方針を決定する際の支援に特化した企業です。
 ePRISMは、クラウド型SaaS(Software as a Service)で、心臓関連の治療に関して、広く一般化された情報ではなく、各患者さんの臨床データや併存疾患などを基に、その患者さん固有の合併症リスクを定量的に示します。
 例えば、心臓の血管である冠動脈のカテーテル治療に対しては、出血性合併症や急性腎障害などのリスクが提示され、医師はその情報を基に、穿刺部位や使用薬剤などの適正化を図り、治療計画を決定します。

 テルモは医療現場に対して、製品だけではなく、その使用方法に関するトレーニングも提供しています。また米国では「Terumo Business Edge」と呼ぶ病院経営のコンサルティングも実施。現在展開している製品・トレーニング・経営コンサルティングに、ePRISMというデジタルソリューションを加えることで、患者さんのさらなる予後改善と医療提供コストの低減を目指します。

  • ePRISMが分析した情報を医師が確認する様子(イメージ)

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ、日本発の医療機器メーカーです。世界160以上の国と地域で事業を展開し、25,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。

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