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 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅 祐太郎)は、心臓・末梢血管カテーテル治療分野の開発体制を拡充するため、米国南カリフォルニアに新しく開発拠点を設置します。投資規模は約100億円で、2017年度の稼働をめざします。

米国カリフォルニア州(南カリフォルニアとシリコンバレー)における研究開発体制

 テルモは南カリフォルニアに子会社マイクロベンション社(以下、MV社)を有し、脳血管領域でスピードある製品開発を実現してきました。同地域は、医療機器分野の開発知識や経験を有した人材が豊富で、全米を代表する医療機器産業の集積地となっています。

 このたびテルモは、MV社の開発力と周辺ネットワークを活用して最新のカテーテル製品を開発するための施設建設を決定しました。これにより最大市場である米国においてカテーテル事業の成長を加速する体制を整えます。なお、この新施設では、脳血管内治療デバイスの開発も推進していきます。

 すでにテルモはシリコンバレーにおいて、2013年に投資ベンチャーファンドへの出資、2014年には開発目的のベンチャー子会社の設立および、本年に自社開発拠点を設置し、日本から開発チームを派遣しています。ファンドでは新規技術・アイデアの探索、子会社は新規のインキュベーションを担い、自社拠点は初期段階の研究開発を進めています。

 テルモは最先端医療のイノベーションを加速するため、これらのカリフォルニア州の開発拠点を今後、最大限に活用してまいります。

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テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。