News release
テルモは、2026年度を最終年度とした5カ年成長戦略「GS26」の「デバイスからソリューションへ」というビジョンの実現を目指します。そのために必要な革新的なアイデアやソリューションを生み出していくためには、多様なアソシエイト(社員)が個々の違いを尊重し、互いに敬意を持ち、一人ひとりが本来の力を発揮し合える職場づくりが大切です。
これまでグループとして、2022年3月に共通の「DE&Iフィロソフィー」を制定するなど、インクルーシブな文化・風土づくりに取り組んできました。このたび、DE&Iをさらに推進することを目指し、4つの重点分野を選定しました。
4つの重点分野と2023年の主な取り組み
1. 帰属意識・一体感 | グループ各社におけるARG*2(Associate Resource Group)設置の促進 |
2. インクルーシブリーダーシップ | 各経営役員による具体的な取り組み目標の宣言と実行 |
3. 制度・手法 | DE&Iの観点より、グループ各社の人事に関する制度・手法の見直し |
4. コミュニケーション | 社内外コミュニケーションの強化 (例:テルモ DE&I Week*3のグローバル実施) |
日本では、2023年4月1日付で、これまでのダイバーシティ推進室を「DE&I推進室」に名称変更し、Equityの観点を取り入れながら、上記の重点分野に取り組みます。ならびに、女性活躍推進に注力した各種施策を加速させ、達成目標の一つとして、GS26で掲げた女性管理職比率目標を上方修正し、2026年度末までに13%を目指します*4。
テルモはこれからも、DE&Iの実践によって新たな価値を創出し、医療の進化と患者さんのQOL向上に貢献してまいります。
テルモ概要
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。