
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
創業の原点と、これからの100年に向けた想いを象徴
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、創立100周年を迎えた本日9月17日に、「テルモ電子体温計S100」を発売いたします。希望小売価格は10,000円(税別)で、特設ウェブサイトから購入可能です。生産本数は限定しており、在庫が無くなり次第販売を終了します。
テルモは100年前、国民衛生の基盤づくりを目指して、水銀体温計の開発・量産に着手しました。一人でも多くの人に良質な国産体温計を届けたいという想いを胸に創業し、以来、「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、変わりゆく医療の骨太のニーズに応え続けてまいりました。
このたび発売する100周年記念体温計S100は「シンプルで優しい」をコンセプトに、テルモの原点である水銀体温計をイメージしています。世界的なプロダクトデザイナーである深澤直人氏がデザインを手掛け、水銀体温計の造形と、現代のテクノロジーを融合しています。
充電台から取り出すとすぐに検温できるスイッチレス設計で、シンプルなデザインと使いやすさの両立を実現しています。測定完了は振動でお知らせし、測定値は緑もしくは赤のLEDで表示*1され、暗い場所でも見やすくしています。また、「テルモ体温アプリ*2」と連動させることで、測定データの自動取り込み、検温ガイド、音での検温完了お知らせ等の機能を使用できます。その他、製品・アプリの詳細情報については、S100特設ウェブサイトをご覧ください。(https://www.terumo.co.jp/s100)
創業時から変わらぬ医療への想いを胸に、これからも広く社会から必要とされる企業を目指してまいります。
テルモ電子体温計S100
S100を充電台から取り出す様子
表示の明るさや色を設定するには、「テルモ電子体温計S100Setting」アプリをご利用ください。
検温結果を管理できる「テルモ体温アプリ」は、10月のリリースを予定しています。
1921年 |
テルモ設立
良質な国産体温計の量産を目指して
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1922年 |
水銀体温計を発売
一般家庭への普及、より多くの人々の健康管理に |
1983年 |
予測式電子体温計を発売
正確かつ短時間での検温ニーズに応える
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1985年 |
水銀体温計の生産終了
環境に配慮し、60年以上の歴史に幕を閉じる
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1999年 |
耳式体温計「ミミッピ」を発売
小児の検温のために、1秒測定を実現
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2005年 |
女性体温計「WOMAN°C」を発売
女性社員を中心メンバーに製品開発
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2010年 |
平均20秒測定の「C230」を発売
正確かつスピーディな検温に挑戦
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2013年 |
通信機能付き体温計を発売
院内の業務効率向上やデータの可視化に寄与
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2021年 |
皮膚赤外線体温計「CS101」を発売
非接触検温スクリーニングと感染対策への貢献
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2021年 |
「S100」を発売
テルモ100年の歩みと、これからの挑戦を象徴
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販売名 | :テルモ電子体温計S100 |
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一般的名称 |
:電子体温計 |
医療機器認証番号 |
:303AABZX00012 |
測温方式 |
:予測式(予測検温・実測検温兼用) |
検温部位 |
:ワキ下 |
測温範囲 |
:32.0°C~42.0°C |
検温時間 |
:予測=平均約20秒(おおよそ16~25秒)、実測=約10分 ※いずれも振動でお知らせ |
希望小売価格(税別) |
:10,000円 |
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。