
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
100年の歩みとこれからの挑戦を伝えるテルモの“想い”を象徴
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、7月30日から100周年記念体温計「S100」の一般の方に向けた予約販売を開始します。予約は、特設ウェブサイトから受け付けます。
テルモは1921年9月に、良質な体温計の国産化を目指して創業し、今年で100周年を迎えます。「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、創業以来、変わりゆく医療の骨太のニーズに応えるべく、様々な製品やサービスを提供しています。出発点である体温計をはじめ、製品を通して国民の公衆衛生基盤づくりや感染症の早期発見など、人々の健康に貢献してまいりました。
このたび開発した100周年記念体温計S100は、テルモの原点である水銀体温計をモチーフに世界的なプロダクトデザイナー深澤直人氏がデザインを手掛けています。懐かしいと感じる操作と、新しい技術の融合から、テルモ100年の歩みとこれからの挑戦を表現しています。
シンプルなデザインと使いやすさを考慮したスイッチレス設計で、充電台から取り出すとすぐに検温できます。測定値は暗い場所でも見やすい2色のLEDで表示し、測定完了は振動でお知らせすることで、より多くの方が使用しやすい工夫を施しています。また、S100本体には、Bluetooth®通信機能*1を搭載しており、測定データを専用アプリ*2に転送することで、検温数値がグラフ化され、日々の健康管理に活用することが可能です。
その他、製品・アプリの詳細情報については、S100特設ウェブサイトをご覧ください。 (https://www.terumo.co.jp/s100/)
創業時から変わらぬ医療への想いを胸に、時代の変化に合わせた新しい価値を届け、広く社会から必要とされる企業を目指してまいります。
テルモ電子体温計S100
Bluetooth は米国Bluetooth SIG, Inc. の登録商標です。
2021年8月以降のリリースを予定しています。
細く引き伸ばされた中空のガラス、その中に封じ込められた表示体──体温計の原点としての造形を、現代のテクノロジーで実現したものこそが、100年にわたって医療の発展に大きく貢献してきたテルモを体現するにふさわしいデザインであると考えました。電子回路も、バッテリーも、そして表示部でさえも。いまの体温計に必要なすべての要素を、ひとつのかたまりで包み込んだプロダクトに仕上がりました。体温を測るという行為が、日常生活に心地よく溶け込む。そんな新しい体験をお届けしたいと願っています。
<深澤直人氏について>
日本を代表するプロダクトデザイナー。電子精密機器から家具、インテリア、建築に至るまで多岐にわたるデザインを手掛けています。デザインのみならず、デザインを通して対象の本質にせまる力で、世界で高い評価を受けています。
販売名 | テルモ電子体温計S100 |
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測定方法 | 予測式(予測検温・実測検温兼用) |
測定部位 | ワキ下 |
検温時間 | 平均約20秒(振動で告知)、約4分30秒後に実測測定検温に移行 |
医療機器認証番号 | 303AABZX00012 |
希望小売価格(税別) | 10,000円 |
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。