新型コロナウイルスへのパルスドキセノン紫外線に関するお知らせ

2020年5月13日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)が日本で販売提携をしている米国ゼネックス社(テキサス州)は、このたび、感染症専門の研究機関「Texas Biomedical Research Institute」により、パルスドキセノン紫外線(PX-UV)*の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)不活化が確認されたと発表しました。紫外線照射技術で、新型コロナウイルスを不活化すると確認されたのは初めてです。

 新型コロナウイルスは、感染者が触れたドアノブやベッドレールなどでも数日間生きているため、感染者が使用した病室は、これらの表面も消毒する必要があります。感染者を受け入れる医療機関では、数時間かけて拭き掃除を行っていて、医療従事者の精神的・肉体的負担が増加しています。

 このたびの研究対象になったパルスドキセノン紫外線は、200~315nmと幅広い波長で、かつ強度も高い紫外線です。そのため、DNAの結合損傷、細胞壁の溶解などを引き起こし、ウイルスや細菌などを不活化します。また、自然環境には存在しないため、微生物が自然耐性を獲得することはなく、エボラウイルスや薬剤耐性菌なども不活化することが確認されています。

 今回の研究では、医療従事者が使う「N95」と呼ばれるマスクについても、パルスドキセノン紫外線により新型コロナウイルスを99.99%不活化できることが確認されました。

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    Pulsed Xenon Ultravioletのこと。キセノンを光源として、断続的に照射される紫外線。

参考リンク

ゼネックス社発表
Xenex LightStrike Robot Destroys SARS-CoV-2 (Coronavirus) in 2 Minutes; First & Only UV Disinfection Technology Proven to Deactivate COVID-19 Virus

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