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 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、715日から、「テルモ電子体温計C207」を全国のドラッグストアやテルモネット通販などで販売を開始いたします。21年度は、4億円の売り上げを目指し、清潔・安心に使える体温計で日常の感染対策に貢献します。

 新型コロナウイルス感染症の拡大により、体温測定は日々の体調管理や感染予防策として、より身近なツールとなりました。このたび発売するテルモ電子体温計C207は、毎日の検温を簡便に、より清潔に使えることをコンセプトにしています。

 収納ケースから出すだけで自動的に電源がつき、手に取ってすぐに検温できます。また、検温頻度が高くなり、体温計をより清潔に扱いたいというニーズに応え独自開発した「ふきとるんケース」は、全周を覆わないオープン形状にしています。付着した汚れは簡単に確認でき、汚れてしまった場合も隅々まで拭いて消毒が可能な収納ケースです。体温計本体も、丸洗いでき、種々の消毒液にも対応できる仕様で安心して使用いただけます。

 テルモは、昨年5月に同様のコンセプトの電子体温計を医療機関向けに発売しており、累計約60万本使用されています。これからも、価値ある製品を通じて広く社会の健康に寄与してまいります。

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    テルモ電子体温計C207

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    ふきとるんケースを拭くイメージ

製品概要

販売名 テルモ電子体温計C207
医療機器認証番号 302AABZX00003
検温部位 ワキ下
測定時間 平均約30
測温方式

予測式 (実測検温兼用:ワキから取り出さずにいると自動で実測検温に移行します)

希望小売価格(税別)

オープン価格

  • テルモの感染対策への取り組み

 テルモは、1921年、第一次世界大戦の影響によって輸入が途絶えた良質な体温計を国内で生産するため、北里柴三郎博士をはじめとした医師らが発起人となり設立されました。北里柴三郎博士は、伝染病予防と細菌学の研究にその生涯をささげたことで知られています。設立に関わった人々の当時の想いは、「国民の保健は衛生思想の普及」という言葉で設立趣意書に綴られています。

 以来、100年にわたる歴史において、原点である体温計開発に始まり、日本初の単回使用の注射器や血液バックの発売、輸液システムのクローズド化、手術室や病室の環境整備、さらには院内感染防止に関するトレーニング提供など、感染に対する取り組みはテルモの主要なテーマであり続けています。

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。