
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、本日12月7日、持ち運び可能なワイヤレス超音波診断装置(エコー装置)「ポータサウンド」(製造販売業者:上田日本無線株式会社*1)を、全国の医療機関に向けて発売しました。
ポータサウンドは、プローブとタブレット表示器で構成されるシンプルなエコー装置です。超音波の送受信を行うプローブからのWi-Fi無線通信*2を受け、タブレット表示器が体内の映像を映し出します。
また、タブレット表示器に「iPad mini」*3を採用することで、持ち運びやすさと見やすさを両立、さらに、約20秒の短い起動時間*4、カラーモードなど使い勝手の良さを目指した設計になっています。
テルモは、中心静脈カテーテルや留置針など医療機関で使う製品と、それらの適正使用を伝える医療トレーニングを提供してきました。
このたび、持ち運びやすさと使い勝手を備えたポータサウンドを販売することで、医療の安全性と効率性へのさらなる貢献を目指します。
プローブとタブレット表示器
カラーモード画像イメージ
上田日本無線株式会社は、日清紡ホールディングス株式会社の連結子会社です。
有線通信も可能です。
iPad miniは米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。
プローブ電源OFF・タブレットスリープ状態から、プローブ電源ON・タブレットスリープ解除、アプリ立ち上げを経て、Bモード画面が表示されるまでの時間です。
一般的名称 | 汎用超音波画像診断装置 |
---|---|
販売名 | ポータサウンド |
医療機器認証番号 | 302AIBZX00008 |
希望小売価格 | 110万円(税別) |
製造販売業者 | 上田日本無線株式会社 |
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。