
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
第74回国連総会にあわせて、米国ニューヨークで開催
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)の血液関連子会社テルモBCT(米国コロラド州)は、アフリカにおける輸血の重要性に関する討論会を、9月25日に米国ニューヨーク市で「開発のためのアフリカ大統領夫人組織」(OAFLAD)と共催しました。これは、現在開催されている第74回国連総会にあわせての取り組みです。
アフリカの妊産婦死亡の3分の1以上が、出産前後の出血によるものです。輸血が命を救うことにつながりますが、アフリカ大陸の40カ国以上で、世界保健機関(WHO)が目標とする毎年人口1%の献血者数を確保できず、血液量が不足しています。
今回の討論会には、各国政府や民間組織、学術団体、非営利団体の関係者らが参加しました。アフリカにおいて安全で充分な血液供給を促進するため、現地医療機関や企業の視点から、実態把握や投資の必要性などについて意見を交わしました。
討論会に参加したテルモBCT社長のアントワネット・ギャヴィンは、「命を救う活動は、私たちの共通の責務であり、国連の持続可能な開発目標3*を支援するものです。この討論会を契機に、血液の重要性を広め、これからも安定的な血液供給に貢献してまいります」とコメントしています。
「すべての人に健康と福祉を」
本件の概要は、英文発表をご覧ください。
https://www.terumo.com/pressrelease/detail/20190925/470/
大統領夫人とパネリスト
パネルディスカッション
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。