
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、ヘモスタシス社(Hemostasis, LLC., 本社:米国ミネソタ州)と同社の骨止血剤「BoneSeal」(ボーンシール)を米国で独占販売することに合意しました。テルモの米国子会社で、人工心肺装置などを手掛けるテルモカーディオバスキュラーシステムズ社(米国ミシガン州)が販売します。
BoneSealは、生体吸収性ポリマーと生体適合性ミネラルでできており、心臓外科手術における胸骨切開の出血を管理するために使用されます。一般的な骨止血剤としては、ミツロウ、パウダー、ゼラチンなどがありますが、BoneSealは、塗りやすく、生体吸収性で、骨組織の成長をサポートすると報告されているヒドロキシアパタイトを原材料として含んでいることから、新しい骨止血剤として期待されています。
なお、本発表の英語版は以下URLをご参照ください。
https://www.terumo.com/pressrelease/detail/20190219/285/
BoneSeal
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。