
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
米国向け製品で初
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、山梨県の甲府医薬品工場にて、10月18日、米国食品医薬品局(FDA)からプレミックス製剤の製造に関してGMP(Good Manufacturing Practice)適合の認定を取得しました。
GMPとは医薬品の製造管理と品質管理に関する基準のことです。各国の規制当局は、製造所に対して、その製造管理手法がGMPに適合し、適切な品質のものが製造される体制であるかどうかを調査し、認定をします。
本製品は、プラスチック製のソフトバッグに医薬品が充填されたものです。大手製薬企業が薬剤を開発し、バッグに充填されたプレミックス製剤としてアメリカ合衆国やカナダで販売します。テルモは、同企業から本製品の製造を受託しており、テルモが製造したプレミックス製剤が米州で販売されるのは初めてです。
今後も独自の技術を活かし、製薬企業とのアライアンス事業を拡大してまいります。
甲府医薬品工場
プレミックス製剤
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。