
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、ユニカーセラピー・バイオメディシン・テクノロジー社(上海优卡迪生物医药科技有限公司)が、キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)の製造(培養)手順を自動化するにあたり、テルモの細胞増殖システム「Quantum」を導入したことをお知らせいたします。
ユニカーセラピー社は、2018年に中国の国家薬品監督管理局に、4件のCAR-T細胞候補薬を治験薬として申請しました。同社の先進的なCAR-T療法は、副作用を軽減し、患者さんの転帰を改善するように設計されています。
テルモは、CAR-T療法を含む細胞治療における細胞処理手順(採取、分離、培養など)を自動化する機器を世界中で販売しています。急速に変化しつつあるこの領域において、今後も、多くの患者さんの生活の向上を目指してまいります。
本発表は、2018年10月9日に英語で発表した内容の一部を翻訳したものです。
(英語原文) https://www.terumo.com/pressrelease/detail/20181009/239/index.html
細胞増殖システム「Quantum」
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。