
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
多様な働き方を推進し、新しい価値の創造を目指す
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)はこのたび、特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンが設立した「イクボス企業同盟」に加盟しました。
イクボス企業同盟とは、積極的に自社の管理職の意識改革を行って、育児に限らず多様な環境下における社員のワークライフバランスを考える上司である「イクボス」の必要性を認識し、育てていこうとする企業のネットワークです。
テルモは社員の多様化に合わせて、女性活躍推進、育児・介護支援、がんに罹患した社員の就労支援など、より柔軟な働き方を支援してきました。今後もダイバーシティの推進を継続し、異なる価値観から生まれるさまざまな発想・知恵の混ざり合いを促進することで、新しい価値を創造する企業を目指します。
テルモは、多様なアソシエイトの活躍がこれからの成長エンジンであると考えています。お互いの多様性を尊重し認め合うことで、新しい価値を創造する風土を醸成し、日々発展し続ける医療に貢献できる企業を目指します。
そのためには、一人ひとりの個性を尊重しながら、チームの総合力を最大限に引き出せるイクボスの存在が不可欠です。
イクボス企業同盟への参加をきっかけに、異なる発想・知恵が自由闊達に混ざり合い、誰もがイキイキと働ける職場づくりを得意とするイクボスを増やし、医療の現場へ新しい風を吹き込みます。
[ダイバーシティ・マネジメント研修]
性別を問わずメンターになりうる管理職を対象に、部下の能力を最大限に引き出しながら、キャリアと人生を応援する「上司力」を学ぶ研修を実施しています。全国各地の事業所で活躍するリーダーが集まり、管理職同士のネットワークづくりにもつながっています。
[男性の育児参加促進]
自らの働き方を考える機会として、男性社員の育児休業取得を推奨しています。利用者は年々増加し、2016年度は68人が取得(取得率50%)しました。
[がん就労支援制度]
2017年1月に、がんを治療しながら働き続けられるように、契約社員を含む全社員を対象とするがん就労支援制度を導入しました。がんに罹患した社員が利用可能な休暇や時差勤務などの制度を整備し、多様な働き方を支援するものです。
「イクボス」とは、職場で共に働く部下・スタッフのキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のことを指します。(男性管理職に限らず、女性管理職も含みます)
テルモのダイバーシティの取り組み(サステナビリティレポート「ステークホルダーとの関わり」)
https://www.terumo.co.jp/sustainability/report/
イクボスプロジェクト
イクボス企業同盟調印式の様子
右:ファザーリング・ジャパン代表理事 安藤 哲也 氏
左:テルモ株式会社代表取締役会長 三村 孝仁
ダイバーシティ・マネジメント研修の様子
男性の育児休業取得者推移
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。