
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
―被災地支援などの健康医療への貢献が評価―
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:新宅 祐太郎)の弾性ストッキング(ひざ下タイプ)が、一般社団法人日本健康医療学会が主催する「健康医療アワード 2016」を受賞しました。
健康医療アワードは、健康医療に役立つ製品などを推奨するとともに、それらを開発、生産、販売する会社と製品を表彰する賞です。4回目となる今年も、約3,000品目の中から5品目が選ばれ、10月23日に表彰式が行われました。
テルモは地震発生時に被災地へ血液還流に役立つ弾性ストッキングを提供してまいりました※。特に、2016年4月に発生した熊本地震では、被災地での使いやすさを考慮したひざ下タイプを含め4,000足を寄贈したことが評価され、今回の受賞にいたりました。
テルモは、よりよい製品・サービスの提供を通じて、これからも「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念を実践してまいります。
被災地の方々の中には、長い避難生活の中で、長時間の座位や運動不足などにより血液循環が阻害される方も多く、エコノミークラス症候群や足のむくみ、疲れなどが心配されます。
弾性ストッキングは、下肢の静脈還流の促進を目的に使用されるストッキングです。テルモは足首部の圧力を最大として心臓に向かって徐々に圧力を弱めていく段階的圧力設計を施し、用途に応じた幅広いサイズやタイプの製品を展開しています。
被災地支援の様子
弾性ストッキング着用イメージ
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。