
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:新宅 祐太郎)は、血糖測定に使用するペン型の採血用穿刺器具「メディセーフファインタッチⅡ」を、9月20日から販売開始いたしました。
「メディセーフファインタッチⅡ」は、確実な採血と医療従事者による患者さん指導のしやすさをコンセプトに、パイプ状の針構造などの従来の特徴を踏襲しながら、スライド式イジェクターが追加されました。使いきりの穿刺器具一体型の採血用穿刺針「メディセーフファインタッチディスポ」と併せて、適切な採血をサポートいたします。
テルモは、操作が簡便な血糖自己測定器や世界で最も細い※インスリン用注射針なども販売しています。今後も、糖尿病の患者さんの血糖管理における負担軽減を目指して製品開発を進めてまいります。
「メディセーフファインタッチⅡ」医療機器届出番号:13B1X00101000068
※テルモ調べ
血管穿刺イメージ
穿刺器具の針構造にはパイプ状針(中空針)とランセット針(中実針)があり、「メディセーフファインタッチⅡ」は通常の注射針と同様のパイプ状針を採用し、深く入れるほど刃面が広がる構造になっています。パイプ状の針構造と0.3mm~1.8mmの5段階の穿刺深さ調節機能で、患者さんの皮膚にあわせた確実な採血を目指しています。
穿刺針を簡便に廃棄するため、血糖測定器と同様に、新たにスライド式のイジェクターを搭載しました。その他にも、針の装着のしやすさや使用可能回数を向上させるなど、患者さんの使い勝手と医療従事者による患者さん指導のしやすさを目的とした改良がされています。
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。