
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
「アルチマスター」「テルパックエコ」「ロイコメドC フィルムドレッシング」
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:新宅 祐太郎)は、このたび公益財団法人日本デザイン振興会主催「2016年度グッドデザイン賞」において、薬剤溶出型冠動脈ステント「アルチマスター」、輸液剤容器「テルパックエコ」、創傷フィルムドレッシング「ロイコメドC フィルムドレッシング」の3製品で受賞しました。
※審査委員の評価は、グッドデザイン賞Webサイト(http://www.g-mark.org/)に掲載されているものを引用しています。
一般的名称:冠動脈ステント
医療機器承認番号:22700BZX00224
審査委員の評価:名前通り、薬剤溶出ステントの究極の形とも言える商品である。コバルトクロミウムを使用し強度をあげることでステント壁を薄くし、血管壁に対する柔軟性に富んだデザインになっている。また、生体分解で安全なポリマーを使い、有効性・安全性を高めるための工夫がなされている。パッケージも美しく、日本製が少ない領域で高品質の商品を生み出していることも評価された。
審査委員の評価:イノベーションが少ない点滴バッグの領域において、単に形状の機能美のみならず、工程においてCO2の排出を少なくすることを実現した社会的な意義も高く評価された。角の取れた丸いデザインは患者に安らぎを与え、穿刺針が見えやすいようにされた工夫も安全性を高める。
一般的名称:救急絆創膏
医療機器届出番号:13B1X10103000034
審査委員の評価:術後創傷は早期の回復が求められるため、継続的な経過観察が必要であり、この創傷フィルムは皮膚に対する負担を少なくするとともに優れた透視性をもつ点で有用性が高い。患者、術者の双方にメリットをもたらすことが期待されるうえに、高いデザイン性も評価された。
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。