
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:新宅 祐太郎)は、血糖測定システム「メディセーフフィットスマイル」が、国際的に権威のあるデザイン賞である「iFデザイン賞」を受賞したことをお知らせいたします。
今回の受賞は、血糖値の分かりやすさと愛着の湧く形状で糖尿病の患者さんが治療を継続しやすいやさしいデザインを実現したことが評価されました。
テルモは、世界で愛される製品デザインを重視しており、今後も医療従事者にも患者さんにもやさしい製品開発を進めてまいります。
メディセーフフィットスマイル
iFデザイン賞ロゴ
メディセーフフィットスマイルは、糖尿病の患者さんが血糖の管理に使う血糖測定器です。テルモは、1993年に血糖測定器を販売開始し、1997年に発売した機種からは立体形状の測定用チップを採用することで多くの方に使いやすい工夫を凝らすなど、性能のみではない新たな価値の提供に努めてまいりました。
最新機種の「メディセーフフィットスマイル」は、様々な患者さんの糖尿病管理をサポートするために以下のような設計がされています。
2014年10月の日本での発売以降、東南アジアにも展開しており、2016年1月にはイタリアでの販売を開始しました。
一般的名称:自己検査用グルコース測定器
販売名:メディセーフフィットスマイル
医療機器承認番号:22600BZX00387)
ドイツのiF International Forum Designが開催し、1953年より続く国際的に権威のあるデザイン賞です。毎年、著名なデザイナーや企業のデザイン責任者などが審査員に選出され、革新性、美しさ、使いやすさ、さらには経済性や環境への配慮までも含む多角的な評価基準のもと、優れたデザインが選出されます。2016年は世界53カ国から5295点の応募があり、1821点が受賞しました。
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。