トップメッセージ

「日本発のグローバル企業」として、世界の医療により大きな貢献を果たしていきます

代表取締役社長CEO 佐藤慎次郎

代表取締役社長CEO
佐藤慎次郎

株主の皆様には、日頃よりテルモグループの事業活動にご理解、ご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

2019年度は、5カ年の中長期成長戦略の3年目、折り返し点にあたります。目標達成へ向けて大きく前進させる重要な一年です。これまでの2カ年を振り返りますと、昨年夏に一部製品に出荷遅延が発生したものの、すべてのカンパニーが足並みを揃えて成長への歩みを進めることができています。

世界の医療を取り巻く環境は大きく変化しつつあり、既存の仕組みや制度を時代遅れのものとしてしまうパラダイムシフトが起きる可能性があります。デジタル化やロボット医療などの技術革新に加えて、医療経済性へのニーズの高まりも顕著です。少子高齢化など社会構造上の課題も顕在化しており、これまでにない新しいソリューションが世界的に求められています。テルモは変化を待ち受けるのではなく、変化を機会ととらえて、攻めの姿勢をもって新しい医療に挑戦していきたいと考えています。

各事業のグローバル展開は着実に進展しています。今や先進国、新興国、それぞれに特徴ある医療市場が形成されつつあり、均一的なグローバル標準化戦略ばかりでなく選択的なローカル市場戦略も必要になっています。例えば中国や一部の新興国市場では、現地生産品の重要性が増しています。一方、競争環境が一段と厳しい先進国市場における成長のカギは、テルモの多様性を生かしたグループ総合力の最大化にあります。日本にかぎらず、米国、欧州においてもコラボレーションを追求していきます。

グローバル化の進展に応じて、この度、企業理念体系を新たに制定しました。今やテルモグループの8割を占めるアソシエイトは外国籍で、人材の多様化が加速しています。25,000人を超えるアソシエイトが共通の価値観および行動原則をもつことで、グローバル企業としての一体感を醸成し、グローバルブランドの強化を図ってまいります。

今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2019年6月

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