トップメッセージ

北里柴三郎博士のDNAを受け継いで
新しい価値創造に挑戦し、
医療を通じて社会に貢献する

代表取締役社長CEO 佐藤慎次郎

代表取締役社長CEO
佐藤慎次郎

皆様には、日頃よりテルモグループの事業活動にご理解、ご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るうなか、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された皆様の一日も早い回復をお祈り申し上げます。

テルモグループは、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大を前に、2020年1月には日本で対策本部を立ち上げ、速やかに危機管理体制に移行しました。目まぐるしく状況が変化するなか、全世界から情報を収集し、各拠点と緊密な連携をとりつつ、グループを挙げて今回の危機に対応しています。アソシエイトの健康と安全の確保を最優先事項に掲げるとともに、生産拠点の予防対策を最も厳しいレベルにまで引き上げ、「医療を止めない」という方針を着実に実践しています。

今回の新型コロナウイルス感染症の予防と治療においては、テルモ製品も様々な貢献を果たしています。感染が拡大するなか、日常生活においても発熱を確認できる体温計のほか、罹患患者が重症化した場合の集中治療管理の現場では、ECMO(エクモ:体外式膜型人工肺)が使用されています。加えて、米国においては血液成分分離装置を活用した治療法も新たな可能性として注目を集めています。

当社設立の発起人の一人である北里柴三郎博士は、伝染病予防と細菌学の研究にその人生を捧げました。テルモにはそのDNAを受け継いで感染対策に尽力してきた長い歴史があります。私たちは、2021年の創立100周年を見据え、自らの歴史と創業の精神に誇りをもって、この難局に立ち向かう覚悟です。

また、高齢化社会の進展を背景に医療現場は待ったなしの変革を迫られていますが、今回の新型コロナ危機はこれを加速することになるでしょう。新しい医療をリードするためには我々自身も変化しなければなりません。そこで私は、5か年の中長期成長戦略の4年目を迎える2020年度を、「変化と活性を促す年」と位置づけました。これからも医療現場に新しい価値をお届けできるよう、多様な人財の活躍を促進し、グローバルな組織変革を実現していきます。

今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2020年6月

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