生産と供給に
ついて

製品・供給・サービスを含めたトータルクオリティーの向上をめざして、世界各地に高品質な製品を安定的かつ迅速に供給できるサプライチェーンを構築しています。

基本的な考え方

医療機器メーカーとして、グローバルなオペレーションの強化は重要な経営課題の一つです。中長期成長戦略では、各カンパニーが事業・製品の特性に基づき、各工場の機能分担・供給市場を明確化することで、強固で安定した生産体制の実現を追求しています。

日米を中心に製品開発機能を持つ工場では、設計の初期段階から開発部門と生産技術や生産部門が連携し、部材調達から医療現場にお届けするまでのサプライチェーン全体の最適化を追求しています。一方、アジアをはじめとする新興国の工場では、高品質な製品を安定的に供給するための量産拠点として、小さな改善を積み重ねることでコスト競争力の強化に努めています。

さらに、CMO(Chief Manufacturing Officer)の下、各工場が持つ固有の強みをグループ全体で活用し、モノづくりにおける競争力を高める取り組みも強化しています。事業ごとに磨いてきたモノづくりの力をCMOが横断的かつ俯瞰的に把握し、グループ全体の資産として活用します。

また、デジタルトランスフォーメーションにも積極的に取り組んでいます。コーポレート機能を持つ生産部が、デジタルツールの効果的な使い方や具体的な成果例の紹介、人工知能を活用した画像検査システムの導入指導などを定期的なグローバル会議において実施。テルモグループ全体での普及に努めています。最先端のデジタル技術を世界中の生産拠点で活用し、さまざまなユーザーニーズに迅速に対応する生産をめざしています。

グローバル生産体制

1990年代まで全世界で14拠点だったテルモの生産工場は、この20年で倍増。現在ではグループ全体で30拠点を上回ります。各工場は、心臓血管カンパニー、ホスピタルカンパニー、血液システムカンパニーのいずれかに属し、それぞれの生産戦略に沿って、日々さまざまな改善活動に取り組んできました。

今後、M&Aで新たにグループに加わった拠点の強み、各事業が磨いてきたモノづくりの知識やノウハウを各事業間や拠点間で横断的に活用し、製品・供給・サービスのトータルクオリティーの向上をめざしていきます。欧米が得意とする発想力と日本の精緻で均質なモノづくりのノウハウを融合して最適地で生産する。この流れを進化させ、市場のニーズに応え続けられる生産をグループ全体で実現します。

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