テルモ、薬剤投与用注射器「FNシリンジ」の生産を開始

2021年3月31日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、筒先に薬液が残るデッドボリューム*を少なくした薬剤投与用注射器「FNシリンジ」の製造を、甲府工場で331日に開始したことをお知らせいたします。本製品は、35日に厚生労働省より製造販売承認を取得したものです。2021年度には、2,000万本の生産を予定しております。

 テルモは、2009年に新型インフルエンザAH1N1)が流行した際に、ワクチンを効率的に使えるよう、デッドボリュームの少ない針植え込み式注射器を開発し、これまで10年以上販売してきました。

 このたび、注射筒本体の構造をそのままに、植え込み針を16mm(従来品:13mm)と長くした新たな注射器を開発しました。

 注射器は、プラスチック材料の成形から、部品の組立、包装・滅菌までの大半の工程を無人で対応する「自動一貫生産」で製造されています。テルモは、高品質な医療機器を安定的に大量生産するための高度な生産技術を駆使して、早期に医療現場に新製品を供給してまいります。

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    デッドボリューム:注射器の内筒が完全に挿入されている状態で、内筒先端部のガスケット(黒いゴム状の物)と筒先の隙間に残留する液量のこと。

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    テルモ甲府工場

製品概要

一般的名称 汎用針付注射筒
販売名 FNシリンジ
医療機器承認番号 22100BZX00909
主な仕様
  針の太さ

27G(0.40mm

  針の長さ 16mm
  容量 1mL


テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ、日本発の医療機器メーカーです。世界160以上の国と地域で事業を展開し、25,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。

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