テルモの薬剤自動投与デバイスを用いた製品に関する国内臨床試験が完了 外来がん化学療法を受ける患者さんの負担軽減を目指す

2021年2月 8日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本 昌志、「協和キリン」)と共同開発中の薬剤自動投与デバイスを用いた製品に関して、協和キリンによる国内臨床試験が完了したことをお知らせします。

 この臨床試験は、がん化学療法時の発熱性好中球減少症の発症抑制に用いられる医薬品であるジーラスタ®(製造販売元:協和キリン、一般名:ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え))と、自動投与デバイスを組み合わせた製品に関する試験で、協和キリンが2020年2月に開始したものです。

 ジーラスタは、協和キリンが2014年から日本で販売している医薬品で、がん化学療法剤投与終了後の翌日以降に、通常、医療機関で投与されています。

 新たに開発中の製品は、薬剤が一定時間後に自動で投与される仕組みを搭載しています。ジーラスタの投与はデバイスにより自動で行われるため、がん化学療法と同日に使用することで投与のための通院が不要となり、患者さんの通院負担と医療従事者の業務負担の軽減につながることが期待されています。

 テルモは、ホスピタルカンパニーのアライアンス事業として、製薬企業との提携ビジネスを展開しています。注射針や注射器などの投与デバイスに関するコア技術をもとに、医療の多様化に合わせた新しい薬剤デリバリーシステムの開発・実用化を進め、今後も、製薬企業のパートナーとして、共により良い医療の普及に努めてまいります。

ご参考

アライアンス事業ご紹介ページ

https://pharma-alliance.terumo.co.jp/ 

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ、日本発の医療機器メーカーです。世界160以上の国と地域で事業を展開し、25,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

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