テルモ、中国ベンチャーキャピタル「CDキャピタル」のファンドに参画 中国の新規技術を発掘

2020年9月 3日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、このたび、中国ベンチャーキャピタルのCDキャピタル(辰德资本/上海市)の新規ファンドに参画しました。ファンドの投資期間は5年間で、ファンドの総額、テルモの投資額は非開示です。
 CDキャピタルは、医療関連スタートアップへの投資に特化しています。現在、ファンドサイズ合計約6億米ドルに上る複数のファンドを運営し*1、40以上のスタートアップ企業への投資実績があります。中国で屈指の実現倍率(DPI)*2を誇る医療関連ベンチャーキャピタルと評価されていて、資金援助に加え、事業戦略や法規制に詳しい運用チームが投資先を支援し、製品開発と商業化を促進します。

 医療機器業界におけるこのような投資は、企業の研究開発や事業開発を補完し、新技術の獲得や事業買収につながる戦略の一つになっています。テルモも2013年から、米国のファンドに参画し、6年間で2,000件を超えるスタートアップを評価してきました。そこで培われた経験を生かして、ファンドへの投資に加え、テルモとしても直接スタートアップへの出資をしています。2019年には、新たに米国の2ファンドに合計5,000万米ドルの投資を始め、活動の幅を広げています。

 テルモは中国において四半世紀の歴史があります。1995年に「テルモ医療産品杭州有限会社」(浙江省杭州市)を設立し、医療用チューブなどの生産を中国国外向けに開始しました。2000年代には営業拠点を設立し、心臓カテーテルや人工肺、糖尿病関連製品など高機能品を中心に中国国内の販路を整備してきました。2018年に、心臓カテーテル関連製品専業のエッセンテクノロジー北京有限会社を買収し、迅速に中国の顧客ニーズに応えられる開発・生産の基盤を獲得しました。
 今回のファンド参画により、中国国内の新規技術に早い段階から関与できるようになります。中国の医療ニーズに合致した医療機器やデジタルヘルスの技術を取り込み、中国国産製品の拡充や新たなビジネスモデルの構築につなげます。

  • *1

    人民元で運用するファンドのみならず、米国ドルで運用するファンドも運営しています。

  • *2

    Distributions to paid-in capital=累積分配金を払込出資金で割った倍率

テルモ概要

 テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、約100年の歴史を持つ、日本発の医療機器メーカーです。世界160以上の国と地域で事業を展開し、25,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
 国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
 テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。

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