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 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策への支援として、合計240万米国ドルの寄付・寄贈をいたします。
 

 テルモは、このウイルスの感染防止と治療への積極的貢献を目指して、既に140万米国ドル相当の体温計、心肺補助システム(ECMOシステム)などの製品寄贈や義援金寄付を実施してきました。このたび、さらに世界保健機関(WHO)を支援するために設立された「WHOのための新型コロナウイルス感染症連帯対応基金」に対して現金100万米国ドルを寄付することを決定しました。

 基金は、WHOによる新型コロナウイルス対策を支援するために国連財団、スイス慈善財団が設立した基金です。新型コロナウイルス感染症の研究、感染拡大防止、治療、そして最前線で治療にあたっている医療従事者への物資や情報の提供を行っています。また、感染症のワクチン、検査システムや治療方法の研究促進も活動目的としています。
 

 テルモは、心肺補助システム(ECMOシステム)や血液成分分離装置など新型コロナウイルス感染症の治療に使用される機器から、日常の診療に使用される医療機器・医薬品・栄養食品まで幅広い製品を医療現場に供給しています。また、多くの医療従事者や行政とも連携し、機動的な対応を行っています。

 発表にあたり、テルモ株式会社 代表取締役社長CEOの佐藤慎次郎は、「このたびの世界的危機に対して、長年医療現場の課題解決に取り組み続けてきた企業としての存在意義を強く感じています。新型コロナウイルスとの闘いの最前線に立っている方々への支援と、患者さんへのケアを念頭に、テルモグループ全体で世界の健康と安全に貢献してまいります」とコメントしています。

新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ

2020年4月20日付「テルモの「ミラソル」の病原体低減化技術、新型コロナウイルスへの有効性を示す研究が国際的な医学誌に受理」

2020年4月13日付「テルモの血液成分分離装置、新型コロナウイルスに対して米国での緊急使用が許諾」

2020年4月7日付「外出自粛要請を踏まえた当社コールセンターの状況について」

2020年4月6日付「テルモのECMOシステム供給状況に関するお知らせ」

2020年4月3日付「新型コロナウイルス感染症に関するテルモの対応状況のお知らせ」

2020年3月12日付「テルモ製品の生産状況に関するお知らせ」

2020年3月3日付「新型コロナウイルス感染症に関する日本国内の社員の勤務状況について」

2020年2月4日付「中国の拠点稼働状況と、現地の医療活動支援に関するお知らせ」

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テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。