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 米国時間4月9日、テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)の遠心型血液成分分離装置「スペクトラオプティア」*が、米国食品医薬品局(FDA)から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者さんを対象とする緊急使用の許諾(EUA: Emergency Use Authorization)を受けました。
 Marker Therapeutics AG社(スイス ツーク州)の「D2000吸着カートリッジ」と組み合わせて、新型コロナウイルス感染症を原因とする呼吸不全で、集中治療室(ICU)に入院している18歳以上の患者さんに使用することが条件です。
 日本語での発表内容が確定次第、詳報をお知らせいたします。

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    スペクトラオプティアは、テルモの米国子会社であるテルモBCT(コロラド州)の製品です。

参考リンク

英文プレスリリース "Terumo BCT and Marker Therapeutics Received the First Device FDA Emergency Use Authorization (EUA) to Treat Acute Respiratory Failure in COVID-19 Patients"

FDAニュースリリース "FDA Authorizes Blood Purification Device to Treat COVID-19"

テルモ血液システムカンパニー概要

Marker AG社(Marker Therapeutics AG社の親会社)ウェブサイト

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。