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 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、100%子会社のテルモ山口D&D株式会社の本社工場に、薬剤充填済み注射器の生産設備を増設します。投資額は約20億円で、2018年7月9日発表の増設と併せて、テルモ山口D&Dの生産能力は現在の約2.5倍になります。
 テルモ山口D&Dでは、欧州で販売されている協和キリン富士フイルムバイオロジクス株式会社のバイオシミラー*1「Hulio™」や、今後、日本で販売される旭化成ファーマ株式会社の「テリボン®皮下注28.2㎍オートインジェクター」などの医薬品と医療機器を組み合わせた「ドラッグ&デバイス製品」を生産しています。
 ホスピタルカンパニーのアライアンス事業は、薬剤に適した素材技術を組み合わせた投与デバイス*2を開発するとともに、高度な製造技術を活用した医薬品と医療機器のコンビネーションプロダクトの製造受託ビジネスを展開しています。2019年3月期の売上収益は前期比30%増の204億円と全社の増収を牽引しており、今後もホスピタルカンパニーの成長ドライバーとして事業拡大を見込んでいます。

  • *1:

    バイオシミラー(バイオ後続品)とは、既に承認されたバイオ医薬品と同等/同質の品質、安全性および有効性を有する医薬品として認められたものです。

  • *2:

    薬剤充填用注射器や同梱用針

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    検査工程

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    工場外観

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。