脳動脈瘤治療用デバイスの臨床試験「WEB-IT」に関するお知らせ 米国唯一の袋状塞栓デバイス「WEB」の安全性と有効性を示す結果が学術誌に掲載

2019年4月25日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、脳動脈瘤治療に関する臨床試験「WEB-IT」の結果が学術誌「Journal of NeuroInterventional Surgery」電子版に掲載されたことをお知らせいたします。

 WEB-ITは、テルモが欧州などで販売する脳動脈瘤治療用の袋状塞栓デバイス「WEB」の安全性と有効性を示す臨床試験です。米国を中心とする海外27施設の医療機関で、150名の患者を対象に前向き・単一群で実施されました。当臨床試験で示された安全性と有効性が評価され、2018年12月末に米国でWEBの販売承認がされました。

 脳動脈瘤とは、血管が盛り上がってコブのようになったもので、破裂すると、脳卒中の一種である、くも膜下出血を起こします。脳動脈瘤の治療は、コブへの血流を遮断する方法がとられます。

 WEBは、ニッケルチタン製の形状記憶合金が細かい網目の袋状になっており、カテーテルで脳の患部に到達させ、コブの中で広げて、血液が流れ込むのを遮断する仕組みです。欧州で2010年に発売され、世界で6,000例以上の使用実績があります。米国では従来のコイルでは塞栓治療が難しい血管分岐部にコブがある症例が適用範囲とされ、既に200例以上に使用されています。

臨床試験担当医のコメント

 当臨床試験の責任医師であるAdam Arthur教授(テネシー大学脳神経外科)は、「WEB-IT臨床試験は、従来コイルでは治療が困難であった症例でも、WEB単体で有効的かつ非常に安全に治療できることを示しています。臨床試験の症例は全て、その後のフォローアップでも、術後の出血性合併症は発生していません」とコメントしています。

注釈

本発表は、2019年4月18日に英語で発表した内容を翻訳し、一部補足説明を加えたものです。 

リンク:https://www.terumo.com/pressrelease/detail/20190418/431/index.html

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