News release
※本日実施したテルモグループ年賀式での社内メッセージの抜粋です。
アソシエイト*1の皆さん、明けましておめでとうございます。
今年はGS26*2の4年目に入ります。私たちはGS26の目標達成に向け、ソリューションの創出にチャレンジしてきました。財務目標の目安としてきた「売上収益1兆円」については、今年度末にその目標をいよいよ実現する見込みです。大変嬉しく思いますし、アソシエイトの皆さんの多大なる貢献に感謝いたします。
会社の規模拡大にあわせて、業績を伸ばし続けることへの社会からの期待がこれまで以上に高まると同時に、一段と高い社会的責任を果たすことも求められるようになります。テルモが社会に送り出している製品・サービスは、医療の進化と患者さんのQOL向上に貢献するものですが、一歩間違えると患者さんのいのちを左右することにもなりかねません。いのちは何よりも重い、そして、私たちは製品やサービスを通じて「患者さんのいのちを、お預かりしている」という認識を、今日皆さんと、新たにしたいと思います。
このような社会的責任を持つ私たちは、必要とされる医療現場に、タイムリーに、高品質な製品・サービスをお届けする使命があります。そのためには、「患者さんのために」というテルモグループ全員の共通の思いをもって、開発から生産、物流、営業、マーケティング、本社管理機能など、テルモ全社の力を結集させることが必要です。
ハイレベルな品質保証と同時に、法令遵守、アソシエイトの健康と安全、DE&Iの推進、人権尊重、環境保護や地域社会への貢献といったあらゆる面で、テルモが社会をリードしていく自覚を持ってください。皆さん一人ひとりが、意義ある社会貢献企業の一員であることの誇りと責任を忘れずに行動することを、改めてお願いします。
2025年度は、GS26の達成に向けて、これまでの3年間に取り組んできたさまざまな施策をイノベーティブなソリューションとして社会実装するために舵を切る年です。一方、私たちを取り巻く環境は、目まぐるしく変化・進化し、そのスピードは加速度を増しています。したがって、環境の変化に負けない、スピーディーな判断・決定・効率的な実行が重要です。そして、技術・モノづくりの進化を継続し、ソリューションの実現に結び付けなければなりません。テルモ一丸で、世界中の患者さんのための価値あるソリューションを継続的に創出するとともに、社会実装へ向けて邁進し、さらなる高みを目指して「翔ける」年にしていきましょう。
今年も、心身の健康と安全には十分留意し、皆さんがより一層活躍されることを祈念し、新年のメッセージといたします。
*1 テルモグループでは、社員をともに働く仲間として「アソシエイト」と呼んでいます。
*2 GS26は、5カ年成長戦略である「Growth Strategy 2026」の略語です。
(ご参考)年賀式開催概要
会場:テルモ甲府工場(山梨県中巨摩郡昭和町築地新居 1727-1)
※会場から、ウェブ中継で国内アソシエイトに配信
テルモ概要
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。