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 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:鮫島 光)は、このたび日本赤十字社(本社:東京都港区、社長:清家 篤)と「包括パートナーシップ協定」を締結しました。本協定は、テルモと日本赤十字社が緊密な相互連携と協働による社会貢献活動を推進し、地域の医療・社会の発展や課題解決に向けて取り組むことを目的としています。

包括パートナーシップ協定による具体的な取り組み

  1. 災害時などにおける(防災・減災含む)支援などを目的とした寄付
     近年自然災害が頻発し、被害の大きさや被災範囲が拡大しています。災害が発生した場合には被災地の医療機関も被害を受け、医療の提供が困難になる場合があります。そのため、日本赤十字社では被災地で被災者の命と健康を守る医療支援チームの養成に取り組んでおり、現場のニーズに合わせたさまざまな救護活動ができる人材を養成しています。テルモはこの取り組みに賛同し、防災・減災をはじめとする日本赤十字社の活動を継続的に支援するために寄付を実施します。
     
  2. 献血推進などの協力
     緊急で献血が必要な際に、テルモの全アソシエイト(社員)に献血の情報提供を行い、アソシエイトが献血のために職場を離れる時間も勤務時間とみなすなどの配慮を行います。また、若年層への献血・啓発活動として、新入社員の入社研修時に献血に関する講演や献血体験などを開催します。
     
  3. その他、地域の医療・社会の発展や課題解決に向け、両社が合意した取り組み
     両社は、今回の協定の目的達成に向けて、災害支援・献血推進以外の分野においても新たな取り組みを実施できるように連携を行い、社会貢献活動を推進していきます。

     

 今回の協定締結について、日本赤十字社の担当者は、次のように述べています。
 「本協定の締結により、テルモ社のお力をお借りしながら、防災・減災への取り組みを強化することで、災害発生時に日本赤十字社の救護活動が迅速かつ円滑に実施されることへつながると期待しています。また、病気の治療や手術などで血液製剤を必要としている患者さんのために、血液の安定確保を目的とした献血推進活動にご協力いただくなど、共にさまざまな社会課題を解決してまいりたいと思います。」

 テルモは、日本赤十字社との包括パートナーシップ協定を通じて、これからも継続的に協力し、社会の発展と課題解決に向けた取り組みを進めてまいります。

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。