
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
5カ年成長戦略「GS26」の達成を通じた将来企業価値の拡大を推進
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、5カ年成長戦略「GS26」の達成を通じた将来企業価値の拡大に向けて、2023年4月1日より役員の業績評価制度を改定します*。
GS26ではサステナビリティ経営へのコミットメントを掲げ、価値創造を支える基盤としてのESGへの取り組みと、事業を通じた社会価値創造(CSV:Creating Social Value)への取り組みを強化しています。
今回の改定は、このコミットメントを果たすための各役員の役割と責任を明確化するとともに、ESG/CSVに対する役員の貢献度合いを評価・報酬に適切に反映するために実施します。これにより、テルモグループとしてのサステナビリティ経営の推進、ひいては企業価値拡大につなげます。
具体的には、役員の業績評価指標として新たに「将来企業価値目標」を採用し、その達成度を賞与支給額に反映します。将来企業価値目標は、ESGやCSVに関するGS26の重点テーマに基づいて、役員の役割と責任にあわせて個々に設定します。各役員の目標達成度は、GS26の重点テーマのオーナーが評価した上で、国内のGroup Managing Executive Officer(GMEO、常務以上の経営役員)で構成されるKPIコミッティにて決定します。
テルモは2022年4月に、GS26の実現のためのグローバル経営体制の強化として、役員制度を刷新しました。今回の役員業績評価制度の改定も、世界の競合に伍して価値創造を実現するための経営体制強化の一環です。テルモは今後も、GS26を強力かつ円滑に推進し、グローバルでのさらなる成長を目指してまいります。
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。