News release
中華人民共和国において発生した新型コロナウイルスに関連して、テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)の中国の拠点稼働状況と現地の医療活動支援についてお知らせいたします。
テルモには中国において、北京市、上海市などに19の拠点(うち3つが生産拠点)があり、2月4日現在、社員の罹患者は確認されていません。
社員の安全と感染症の拡大予防を第一に、多くの拠点で休暇延長や在宅勤務を実施していますが、医療インフラを支える責務を果たすため、香港と台湾の販売拠点は1月末に、浙江省杭州市の生産拠点は2月3日に、業務を再開いたしました。
なお、現地での医療活動を支援するため、2月2日に、中国現地法人から体温計2,500本と血圧計1,250台を、武漢市で新設された病院2施設(武漢火神山医院、武漢雷神山医院)に提供いたしました。また、重症の肺炎患者さんの治療に使用される補助循環装置(ECMOシステム)の物資支援も予定しています。
テルモはこれからも、「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、広く社会にとって価値ある企業を目指してまいります。
テルモ概要
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。