News release
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、このたび、閉鎖式薬剤移注システム「ケモセーフロック」、パルス方式キセノン紫外線UV照射ロボット「LIGHTSTRIKE」(ライトストライク)、経口栄養補助食品「テルミール アップリードmini」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催「2019年度グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせします。
テルモは、同賞を1989年に初受賞し、1996年以降24年連続で受賞しています。
※審査委員の評価は、グッドデザイン賞Webサイト(https://www.g-mark.org/)に掲載されている文章をそのまま引用しています。
受賞製品
受賞対象名 | 閉鎖式薬剤移注システム「ケモセーフロック」 | |
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審査委員の評価 | 抗がん薬の調剤・投与・廃棄にいたる一連の過程の中で、いかにして医療従事者に対する曝露をなくすことが出来るのかという重要な問題に対して、見た目もユニークに、極めて簡便かつ安全性の高いシステムを作り上げた点が高く評価された。本製品の普及により、抗がん薬の曝露というまだあまり知られていない問題に対して光が当たることも期待される。 |
受賞対象名 | パルス方式キセノン紫外線UV照射ロボット「LIGHTSTRIKE」 | |
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審査委員の評価 | この製品は、薬剤耐性菌による院内感染リスクという問題に対して紫外線による環境消毒という、院内感染予防における新しい業界標準を提案している点が高く評価された。また使いやすさや環境負荷の低減など、デザイン上も様々な点に配慮されている点も評価のポイントであった。 |
受賞対象名 | 経口栄養補助食品「テルミール アップリードmini」 | |
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審査委員の評価 | 医療従事者および本製品を使用するユーザーのニーズや行動をしっかりと観察し、丁寧にデザインされている点が評価された。 |
テルモ概要
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。