News release
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、旭化成ファーマ株式会社から製剤の製造を受託した「テリボン®皮下注28.2㎍オートインジェクター」が製造販売承認されたことをお知らせいたします※。本製品は骨粗鬆症の治療薬で、100%子会社のテルモ山口D&D株式会社が製造します。
本製品はテルモの薬剤充填用注射器「PLAJEX」に薬剤が充填されています。さらに、注射器を皮膚に押し当てるだけで薬剤が注入される「オートインジェクター」という機構を備えており、1回の使い切りで簡便に投与ができる仕様です。注射器の材質やテルモの無菌充填技術が製剤設計をする際に評価され採用されました。
テルモは、薬剤と医療機器を掛け合わせることにより、新たな治療の選択肢を提供いたします。今後も、製薬企業のニーズに応えるアライアンス事業を拡大し、医療に貢献してまいります。
※2019年9月20日付け 旭化成ファーマ株式会社プレスリリース:「テリボン 皮下注28.2μgオートインジェクター」の製造販売承認取得について
https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2019/me190920_2.html
テルモ概要
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。