
News release
テルモのニュースリリースは、当社企業活動をステークホルダーの皆様にお伝えするためのものです。医療機器や医薬品の情報が含まれることがありますが、これらは報道関係者、株主・投資家等の皆様を対象にした情報であり、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
革新的なカテーテル開発を促進し、内部開発を強化
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、愛鷹工場(静岡県富士宮市)のカテーテル開発エリアを改装し、5月12日、新たに「TIS Mastery Center」(ティーアイエス マスタリーセンター)として開設いたしました。
マスタリーセンターは3フロアにまたがる構造で、床面積は従来の開発エリアの約2200㎡から約3600㎡に拡大しました。また、社員同士が気軽に意見交換できるオープンコミュニケーションエリアの拡充や、医師と製品検討が可能な「クリニカルリサーチルーム」の新設など、社員の創造力発揮・コミュニケーション活性化、開発スピードの迅速化を狙った環境整備を行いました。
テルモは、今年度から始まった5カ年の中長期成長戦略を実行するうえでのポイントの一つとして、内部開発の強化を掲げています。生産と直結したイノベーション拠点であるマスタリーセンター開設に加えて、4月に研究開発の組織を再編し、コーポレートR&Dセンターを発足させました。さらに、今年度中に米国カリフォルニア州の開発拠点が稼働する予定です。
今後も、革新的な製品をいち早く医療現場に届けるため、開発強化につながる施策を実施してまいります。
TIS:Terumo Interventional Systems...心臓・下肢などのカテーテル治療領域を扱う事業
意見交換しやすい環境を整備
クリニカルリサーチルーム利用イメージ
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。