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2015年08月10日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:新宅 祐太郎)は、薬剤溶出型冠動脈ステント(以下、DES)「アルチマスター」の国内における製造販売承認を取得しましたので、お知らせいたします。「アルチマスター」は、2014年5月に欧州での販売開始以降、アジア(日本を除く)、中南米など40カ国以上で販売されており、日本での販売開始は10月を予定しております。

国内における心筋梗塞などのカテーテル治療の大半に使用されているDES

 ステントは、心臓に栄養を送る血管(冠動脈)が狭くなったり、閉塞したことによって起こる狭心症、心筋梗塞などの治療に使用する埋め込み型の医療機器で、日本では年間約20万例に使用されています。

 ステントは血管内に留置後、細胞増殖などで再び狭くなることがあり、治療の大半には薬剤が徐々に周囲に放出され、細胞増殖の抑制が期待されるDESが使用されています。

独自の生分解性ポリマーとコーティング技術により血栓症発生の低減を期待

 アルチマスターは、薬剤含有コーティングの材料に、生分解性ポリマーを採用し、加えてポリマーならびに薬剤を、血管組織に接する面にのみ塗布することで、長期的にステント血栓症*1発生率の低減が期待されます。

 また、コバルト合金の採用と、ステントデザインを工夫することにより、蛇行した血管内の通過性を向上させるとともに、曲がった血管にも沿って留置しやすくすることで、血管への負荷を下げ、予後の改善を目指します。

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拡張後のステント部分

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独自の薬剤コーティング技術により、ステント拡張後、血管組織に効率よく薬剤を浸透させるよう設計

  • *1ステント血栓症:留置したステント内に血栓が形成され、ステント内部が狭窄したり、塞がれてしまう合併症。

販売名:アルチマスター

承認番号:22700BZX00224000

テルモ概要

 

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ、日本発の医療機器メーカーです。世界160以上の国と地域で事業を展開し、25,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。