テルモ、デジタル治療支援システムの共同開発を開始 糖尿病治療領域でMICIN社と提携

2020年7月 1日

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、このたび、株式会社MICIN(マイシン、本社:東京都千代田区、代表取締役:原聖吾)と提携し、糖尿病治療支援システムの共同開発を開始しました。
 このシステムは、個々の患者さんの血糖値や食事・運動・服薬などの情報に基づき糖尿病治療を支援することを目的としたデジタル治療(DTx: Digital Therapeutics)システムです。

 デジタル治療とは、医学的エビデンスに基づいたソフトウェアによる治療介入で、疾病の管理のみならず、予防・治療を支援する治療法*です。患者さん一人ひとりに合わせた個別化医療を支援できること、受診する間の診療空白期間にも介入支援できること、蓄積されるデータで治療法の向上を図れることなどから、特に慢性疾患での活用が期待されています。
 このたびの共同開発テーマである糖尿病は、重症化すると、網膜症、腎症、神経障害、脳卒中、心筋梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症などの合併症を引き起こすリスクが高い慢性疾患です。
 デジタル治療支援システムは、食事療法や運動療法などの生活習慣に関する治療が重視されている2型糖尿病との親和性が高いと考えられます。

 テルモは、カテーテル治療、心臓外科手術、輸液・栄養システム、腹膜透析、輸血、細胞治療など医療に関する幅広い製品・サービスを提供しています。糖尿病領域では、血糖自己測定器、世界一細いインスリン用注射針、日本初のパッチ式インスリンポンプなどを発売し、糖尿病に関する医療機器を40年近く販売し続けてきました。
 MICIN社は、オンライン診療サービス「curon(クロン)」をはじめとする患者さんと医師を繋ぐ医療系アプリを展開するほか、医療データの人工知能(AI)による解析・活用にも取り組んでいます。
 両社は、このたびの提携によるデジタル治療ソリューションの共同開発で、日本の糖尿病治療における未充足ニーズの解決を目指してまいります。

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    デジタル治療に関する国際的な業界団体「Digital Therapeutics Alliance」ウェブサイトより
    https://dtxalliance.org/

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