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プレスリリース 2004年

2004.10.21
「健康と気候に関するアンケート」調査結果
73%の人が天候の体調への影響を経験。

心臓病を持つ人の3人に1人は、 天候が悪くなると胸の締め付けを感じている。
 

 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区)は、立正大学、国土環境株式会社と共同で、全国40代~60代の一般生活者および慢性疾患患者を対象とした「健康と気候に関するアンケート」調査を行いました。昔から季節の変わり目に持病が悪化する、気温が下がると節々が痛むなどと言われていますが、この調査の結果、8割の方が天候と体調に関係があると考えており、7割を超える方が実際に体調への影響を経験していることが明らかになりました。特に体調に変化が出るのは、疾病を持っている方が多く、また、8割の人が「気候や季節の変化と体調との関係」についての情報提供があれば役立つと考えていることが判りました。
今後「気候や季節の変化と体調との関係」についての情報提供が充実することは、予防医学の観点から意義があると思われます。
なお、この調査結果につきましては、10月22日に山梨県で行われる「第43回日本生気象学会大会」で発表される予定です。


  1. 調査方法
    1. 調査期間:2004年1月8日~1月14日
    2. 調査対象者:全国に居住する40代~60代の一般生活者および慢性疾患患者それぞれ750名、計1500名を対象に調査。有効回収票は1168票。

  2. 調査結果
    1. 81%の人が「天候と体調に関係がある」と回答し、73%の人が「天候の体調への影響を経験している」と回答している。 【グラフ1】【グラフ2】
    2. 天候との関係があるとした項目の上位は次のもの。【グラフ3】
      • 寒くなると肩がこる。
      • 乾燥すると全身がかゆくなる。
      • 天気が悪い日が続くと憂鬱な気分になる。
      • 天候が悪くなると古傷が痛み出す。
      • 天候が変化すると関節が痛くなる。
    3. 天候の変化で、体調に変化が出るのは、疾病を持っている人に多い。【グラフ4】
      1. 心疾患を患っている人は天候が悪くなると、胸が締め付けられる人が多い。【グラフ5】
      2. 疾病者は健常者に比べて、気温が激しく変化するとき、頭痛や目まいの経験を持つ人が多い。【グラフ6】
      3. リウマチ患者の9割近くの人が天候が変化すると関節がいたくなる経験がある。【グラフ7】
      4. 暑い日に運動すると極端に喉が渇くのは、やはり糖尿病の人。【グラフ8】
    4. 「天候や季節の変化と体調との関係」について情報提供されることについては、78%の層が役に立つと回答。特に頻繁に経験している層の92%が役に立つと回答。【グラフ9】【グラフ10】
    5. 「天候や季節の変化と体調との関係」についての研究が進められていることについて、82%の人々が重要なことであると回答。【グラフ11】 

グラフのダウンロード -PDF 32kb

以上


<ご参考>

 『生気象学』とは、国際生気象学会(International Society of Biometeorology)の定義によると、「大気の物理的、化学的環境条件が人間・動物・植物に及ぼす直接、間接の影響を研究する学問」となります。つまり、「気象・気候と人間を含むあらゆる生物体との関係を研究する学問」といえます。
最初の国際生気象学会総会は、1955年にパリで開催され、この時から生気象学は上記のように定義されました。また、1964年にはトロンプ(米、生気象学者)が、生気象学は「生態学の一分野であり…」としていることからも明らかなように、欧米では植物生気象学や動物生気象学の分野に重点が置かれています。
それに対して、わが国の生気象学は人体生気象学が主流であり、その次に室内気象に関する建築系が多くなっています。最近20~30年間の研究の中では、地球環境に関するもの、特に地球の温暖化が人体や生態系に及ぼす影響などの研究が少なくありません。

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