TERUMO STORY エピソードで綴るテルモの歴史 SINCE1921

もどる

「医療を通じて社会に貢献する」を受け継いで
───企業理念と5つのステートメント

風土改革とアソシエイトの誕生

1990年代半ば、創立75周年を契機として、テルモは企業風土を一新するための「風土改革」に取り組んでいました。それは、社員一人ひとりが自分で責任を負いながら主役となり、働く喜びを感じられる企業にするための改革でした。

「associate」もその一環として誕生したものでした。これは、社員をemployee(従業員)と位置づけるのではなく、associate(働く仲間)として捉え、一人ひとりが当事者として自主的、主体的に仕事に取り組もうという趣旨から出たものでした。そして、アソシエイトの意味の中には、テルモが好きであり、お互いを尊重し、自分の役割を認識し、一流を目指すことなどが含まれていました。

「アソシエイト」は、テルモの風土改革のシンボル的な言葉として、社内の共通言語として重要な役割を果たしましたが、いまでもその役割を担い続けています。

テルモの目指すものを探して

風土改革と並行して、社員の意思や企業の価値観を表現する企業理念についても検討が進められました。

テルモには、人の生命に関わる医療を事業とし、長い歴史の中で受け継がれてきた「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念がありました。検討の結果、この企業理念を経営として明確に打ち出すことが決まり、さらに、全社的なワーキングチームを編成して、テルモが将来にわたって大事にしなければならない価値観や、社員が判断し行動する基準を定めることになりました。こうして企業理念検討委員会が中心になって、1996年11月、創立75周年行事の席上で発表されたのが、次の企業理念と「5つのステートメント」です。

企業理念

「医療を通じて社会に貢献する――私たちは医療の分野において価値ある商品とサービスを提供し、医療を支える人・受ける人双方の信頼に応え、社会に貢献します」

5つのステートメント

○開かれた経営
私たちは、開かれた経営を基本とし、適正な利潤の確保・還元につとめ、リーディング企業にふさわしいグローバルな事業発展を図ります。

○新しい価値の創造
私たちは、科学的思考と時間と柔軟な発想を重んじながら、価値ある商品とサービスを創造し、より深くお客様のニーズに応えます。

○安全と安心の提供
私たちは、誠意とこだわりを持って技術と品質の向上にとりくみ、安全と安心を提供します。

○アソシエイトの尊重
私たちは、個の尊重と異文化の理解を大切にし、アソシエイト・スピリッツのもとに、未来にチャレンジする風通しのよい企業風土をつくります。

○良き企業市民
私たちは、公正な企業活動と環境への責任ある行動を展開し、信頼される企業市民をめざします。

これらの企業理念やステートメントは、テルモがこれから何を目指し、どんな企業になろうとしているのかを、社内はもちろん社外に対してもアピールするものとなり、成長の原動力となったといえるでしょう。

創立75周年の全社運動「GET75」キャンペーン ふじ丸船上のアソシエイトたち 創立75周年の全社運動「GET75」キャンペーン ふじ丸船上のアソシエイトたち

 

このページの先頭へ

前の記事へ

次の記事へ