TERUMO STORY エピソードで綴るテルモの歴史 SINCE1921

もどる

テルモ創業の志と北里柴三郎博士

テルモの誕生と北里柴三郎博士

北里柴三郎博士はテルモ創設発起人の一人だった

北里柴三郎博士

テルモの前身、赤線検温器株式会社の設立に大きな力となり、テルモ創設発起人の一人となったのが、「近代医学の父」とも言われる北里柴三郎博士でした。北里博士は、明治時代にドイツに留学し、コレラ菌の発見で知られるコッホに師事、破傷風の血清療法を発明するなど、ノーベル賞候補に挙げられたほどの世界的な医師であり研究者でした。そんな偉大な北里博士がテルモの設立になぜかかわってくれたのでしょう。

良質な体温計メーカーを設立したい

当時、日本で使われていた体温計の多くはドイツからの輸入品でした。けれども、第一次世界大戦がはじまり、輸入品が入ってこなくなったことから、医師の間から「なんとか国産の良質な体温計がつくれないものか」という切実な声がわき起こってきました。当時の東京医師会会長は、「これを機会に医師仲間で信頼のおける体温計製造会社をつくってみてはどうだろう」と考え、医学界のいわばスーパースターである北里博士に相談したのです。北里博士は賛成し、テルモの前身の会社の設立にあたって設立趣意書の賛成人として名を連ね、設立総会では議長まで務めました。北里博士は、「北里は今まで一商事会社の事柄にたずさわったことはない。医療用の体温計だから引き受けたのだ」と言われたと伝わっています。

なお、当社の社名テルモは、体温計をドイツ語で「テルモメーテル」と発音することに由来しています。

 

このページの先頭へ

 

次の記事へ