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 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、皮膚に貼るタイプの強オピオイド鎮痛薬『フェンタニルクエン酸塩1日用テープ「テイコク」』(5規格)を2月3日から、全国の医療機関に向けて販売します。本剤は、フェントス®テープの後発医薬品で、帝國製薬株式会社(本社:香川県東かがわ市、社長:藤岡 実佐子)が製造販売元です。

 フェンタニルクエン酸塩1日用テープ「テイコク」は、中等度から高度の痛みを伴う各種がんにおいて、痛みを和らげる目的で使用します。テープを患者さんの腕や胸・腹部等に貼ると成分が皮膚から吸収され、持続的に全身の痛みに作用します。

 近年、がん領域では、化学療法などの治療行為に加えて、患者さんの痛み・倦怠感・精神的苦悩などを考慮して、多角的に診療する「サポーティブケア」が重視されています。テルモは疼痛緩和製品のみならず、栄養食品や抗がん剤曝露防止システムなど、がん治療に関する幅広い製品を扱っています。今後も、医療に携わる人々を深く理解することに努め、患者さんのより良い未来の実現をともに支えてまいります。

製品概要

薬効分類名 経皮吸収型 持続性癌疼痛治療剤
販売名(1mg*

フェンタニルクエン酸塩1日用テープ1mg 「テイコク」

効能又は効果

非オピオイド鎮痛剤及び弱オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記疾患における鎮痛(ただし、他のオピオイド鎮痛剤から切り替えて使用する場合に限る。)

中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

規格

mg、2mg、4mg、6mg、8mg

包装単位

7枚(1x7枚)

製造販売元

帝國製薬株式会社

承認番号(1mg* 

30100AMX00189000


*販売名と承認番号は、1mg品を例示していますが、各規格で異なります。

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。