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 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、急性期脳梗塞の治療に使用するステント型血栓除去デバイス「Tron FX®」(トロン エフエックス)を、2019年4月から日本で販売します。Tron FXは、株式会社JIMRO(本社:群馬県高崎市)の子会社が開発し、JIMRO社が製造販売承認を取得した製品です。本製品に関して、テルモとJIMRO社は、日本における独占販売契約を締結しています。日本で幅広い販路を持つテルモが販売することで、市場でのプレゼンス向上を目指します。

 脳梗塞は、脳の血管に血栓が詰まることで、その先の脳組織がダメージを受けてしまう病気です。ステント型血栓除去デバイス(ステントリトリーバー)は、カテーテルの先端に付いたステント(金属でできた網目状の筒)で、脳血管内の血栓をからめとり、血流を再開通させる医療機器です。本製品は、柔軟性を高め、ステント径2mmの細い品種を揃えることで、より細い末梢の血管でも血栓が回収しやすいように設計されています。

 テルモは、本製品と自社製の脳血栓吸引カテーテルの販売を通じて、脳梗塞治療に貢献してまいります。

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    本開発は、株式会社Biomedical Solutions(本社:東京都中央区)により、2013年度に経済産業省の課題解決型医療機器等開発事業「脳血管血栓除去マイクロステントシステム製造に向けた研究開発」として採択され、2015年度からは国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の発足に伴い医工連携事業化推進事業のプロジェクトとして引き継がれ、3年間にわたって公的資金を活用しながら開発が進められてきました。

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一般的名称:中心循環系塞栓除去用カテーテル

販売名:Tron FX 血栓除去デバイス

医療機器承認番号:23000BZX00378

テルモ概要

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ医療機器メーカーです。日本に本社を構え、世界160以上の国と地域で事業を展開、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。

国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。

テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。

プレスリリースは、当社情報をステークホルダーの皆様へ公平かつ適切なタイミングでお知らせするためのものです。文中に含まれる製品情報(開発中のものを含む)は、顧客誘引や医学的アドバイスを目的とするものではありません。
また、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。さまざまな要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。